◆シンポジウム(名古屋)

非住宅の省エネルギー実現に向けた設計・運用・検証資料の提案と事例紹介

 平成20年に当学会より発刊された“建築・設備の省エネルギー技術指針 非住宅編”の内容は、近年、注目度が増しているZEBの実現に寄与する技術が数多く掲載されている。しかしながら、発刊後3度の追補が発刊されているものの、内容的に時代にそぐわないもの、掲載されているデータが陳腐化している等の課題を抱えていた。そこで、非住宅省エネルギー研究小委員会では、技術指針の意義は継承しつつも、より実務者のニーズに合致した省エネルギー技術資料の整備を目的として活動を開始した。実務者に対する技術指針の利用状況調査や意見等を集約し、その結果を基に対象技術の選定やまとめ方の構成等について議論を進めてきた。本シンポジウムにおいて、本小委員会でまとめた資料の説明と事例紹介を行うので、より多くの実務者の参加をお願いしたい。


主 催 空気調和・衛生工学会 非住宅省エネルギー研究小委員会
日 時 令和元年8月9日(金) 14:00〜16:30(開場13:30)
会 場 東桜会館 集会室
〒461-0005 名古屋市東区東桜2-6-30
定 員 40名(先着順)
参加費 会員2,000円、一般3,000円(当日支払いのみ、消費税込、講演資料込)
お釣りがないよう当日ご用意ください。
申込方法 学会ホームページ(http://www.shasej.org)よりお申込みください。
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なお、受講券の発行はございませんので、当日会場までお越しください。       
定員に達した場合のみ、折り返しご連絡いたします。
CPD ポイント 聴講時間1時間につき1ポイント(ただし、休憩時間は除く)
プログラム
  司会/杉山伸二(非住宅省エネルギー研究小委員会幹事 東邦ガス)
時 間 題目・講師
14:00〜14:15 趣旨説明/河路友也(非住宅省エネルギー研究小委員会主査 愛知工業大学)
14:15〜14:55 1. 個別分散型空調システムの計画と省エネルギー設計・運用の留意点
1.1 近年の省エネルギー技術と設計・運用評価/竹島卓磨(清水建設)
1.2 省エネルギー手法の適用事例紹介1/多羅間次郎(鹿島建設)
1.3 省エネルギー手法の適用事例紹介2/田中英紀(名古屋大学)
14:55〜15:30 2. 外気処理設備の計画と省エネルギー設計・運用の留意点
2.1 外気処理設備の省エネルギー設計/尹奎英(名市大)
2.2 デシカント空調方式の省エネルギー手法/鵜飼真貴子(名古屋大学)
2.3 採用可能な省エネルギー手法と適用事例紹介/齋藤悠輔(大林組)
15:30〜15:40 休 憩
15:40〜16:10 3. 水搬送設備の計画と省エネルギー設計・運用の留意点        
3.1 水搬送システムの省エネルギー手法/井上聡(中部電力)        
3.2 省エネルギー手法の適用事例紹介/野間節(アズビル)        
3.3 省エネルギー手法の評価と運用時の目標/吉永美香(名城大学)
16:10〜16:30 質疑応答・討論
   
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