研究会(名古屋)
公開研究会『たばこと喫煙環境に関する最新事情と建築的課題』
(空気調和衛生工学会中部支部 第18回建築設備研究会)
 近年の健康志向の高まりとともに、喫煙を取り巻く環境が急速に様変わりし始めています。建築物の中では分煙が推奨され、公共性の高い建築物では建物内禁煙が常識となりつつあります。禁煙治療にも保険が適用されるなど、社会システムにも変化が起きています。加えて、世界保健機構(WHO)の「日本の受動喫煙対策は世界最低レベル」という指摘や、2020年の東京五輪にむけて国際オリンピック委員会から喫煙への法規制が求められるなど、外部からの圧力も大きくなっています。このような中、厚生労働省は、健康増進法の一部改正に向けて、受動喫煙防止を目指す方針を打ち出しています。
 さらに加えて、従来の紙たばこに代わって、電気加熱式たばこ(加熱式たばこ)が販売を伸ばしています。加熱式たばこは従来とは化学組成が異なるため、人体影響についてどのように評価するかなどについても、新たな課題となっています。
 本公開研究会では、これらの「たばこや喫煙環境」に詳しい3名の講師をお招きし、たばこを取り巻く最新事情や、たばこの臭気特性とそれが及ぼす室内環境影響、より厳しくなるであろう喫煙環境に対応するための建築設備について、お話しいただきます。様変わりするたばこ環境について、ともに学び考える機会としたいと思います。みなさま、奮ってご参加ください。
日 時 平成30年6月25日(月) 15:00〜17:00 (受付14:40から)
会 場 名城大学ナゴヤドーム前キャンパス・西館2F DW207(レセプションホール)
(名古屋市東区矢田南4-102−9  最寄駅:地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田」駅)
主 催 空気調和・衛生工学会中部支部 建築設備研究会
話題提供
講 師
・「加熱式たばこの現状−紙巻たばことの違いについて−」
 淺井琢也氏(日本たばこ産業株式会社・たばこ事業本部)
・「室内環境における紙巻きたばこのにおい評価」
 棚村壽三氏(大同大学・情報学部 准教授)
・「喫煙室・喫煙スペースの設計事例」
 宮治裕之氏(石本建築事務所・設計管理部門)
定 員 80名   (申込先着順で定員になり次第締切ります)
参 加 費 無料
申込締切 平成30年6月15日(金)
申込方法 「公開座談会『たばこと喫煙環境に関する最新事情と建築的課題』」と標記の上、氏名、勤務先、勤務先電話番号、連絡先(電子メールもしくはFAX番号)を明記のうえ申込フォームまたはFAX(052-253-7838)にて中部支部宛てにお申込みください。
Fax:052-253-7838

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