半田市では、平成26年12月に「半田の歴史や文化を継承し、市民の命を守る新庁舎」として既存市庁舎の南側駐車場に新庁舎が建設されました。実施設計期間中に東日本大震災が発生したことにより、市庁舎の設計は全面的に見直しされました。新庁舎は、「防災・災害復興拠点、そして周辺住民の緊急避難施設としての安全・安心の確保とともに総合的な市民サービスセンターとして、市民の皆さまが利用しやすい庁舎とする」という基本方針のもとに建設されたもので、自然エネルギーと環境技術を活用するエコ庁舎として平成27年1月にオープンしました。
また、「半田市新庁舎」は、市民の知恵を集積、共有、活用する「現代の蔵」、市民の安全と安心を守る「現代の蔵」、南吉の作品のような優しさに満ちた「現代の蔵」をイメージしています。更に、建設計画時から設備の効率的運用を目的としてLCEMを活用しており、基本設計時から建築設備のライフサイクルコストの計画・運用・検証を実施しています。
この度、半田市さまのご厚意と名古屋大学さま、安井建築設計事務所さまのご協力により、LCEMを用いた空気調和設備の計画と運用、それに係わる設備の見学をする機会を得ました。是非、ご参加ください。
|