名古屋大学東山キャンパスの東端に建設された研究所共同館は、企画段階から施工段階に至るまでのトータル・コミッショニングを実践した国内で最初の建物です。フレキシブルな研究空間をはじめとして、アースチューブやエコシャフトといった自然の空気の流れを利用し、建築と一体化した空調システムを導入し省エネルギーを図っています。
減災館は、自然災害や防災に関する「先端的研究施設」として必要となる機能に加えて、「地域連携」を推進し、減災の実現により「地域貢献」を果たすための機能を持つ施設です。常時は、地域連携型の取り組みを通じて防災啓発活動を推進するための広く一般市民に開かれた機能を果たす一方、大規模災害等の非常時は、地域や大学の防災・災害対策拠点としての機能を果たすことを目的として建設されました。
特徴のある2作品を見学できる貴重な機会です。是非奮ってご参加下さい。
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