「中部国際空港エネルギー供給株式会社エネルギーセンター」は、中部地区の新しい空の玄関として、国際博覧会「愛・地球博」に先立ち、2005年2月に開港する「中部国際空港」旅客ターミナル等の施設にエネルギーを供するDHCプラントとして空港島内に建設され、2004年9月に竣工しました。現在2月からの本格運用を待つばかりの状態です。
建設にあたっては、海上空港という需要家側の特殊性を考慮しつつ、高い信頼性・経済性・省エネルギー性に配慮した計画がなされました。具体的設備として、コージェネレーション、熱回収ヒートポンプ、蒸気タービンターボ冷凍機、冷水蓄熱槽4800m3、海水利用など最新の興味深い設備が設置されています。
供給能力は、冷水129.50GJ/h、蒸気108.34GJ/h、温水6.23GJ/h、電力4740kw、です。
今回、先方様のご厚意により見学会を開催するに至りましたので、この機会に是非見学されますようご案内いたします。
|