新博物館は、「三重の自然と歴史・文化」を育み、みなさんと「ともに考え、活動し、成長する博物館」をめざし、津駅の北西の里山林が残る丘陵地に建設され、収蔵エリア、展示エリア、交流創造エリア、調査研究エリア、その他で構成されています。
空調設備の留意点として、収蔵・展示の資料の保護のため高度な温湿度調整、海に比較的近い立地のため収蔵スペースへの外気導入に除塩対策を配慮しています。
管理維持費の低減や省エネルギー化のため、地中熱利用空調システム、太陽光発電、風力発電、雨水利用などを活用しています。
2014年春にオープン予定であり、今回試運転調整の期間中に見学会を開催することとなりました。収蔵庫、展示室の運転中の空調システムが見学できる貴重な機会ですので、是非見学を通じ知見を深めていただければ幸いです。
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