第1回 建築設備研究会(名古屋)

 近年の技術革新や環境政策の成功により、太陽光発電は急速に市場を拡大していますが、太陽熱利用については再注目を浴びてはいるものの、その普及速度は未だ鈍い状況にあります。太陽熱は高いエネルギー変換効率で利用できる優れたエネルギー源であり、この普及促進に対する責務の一端を建築設備技術者が担う必要があると言えますが、石油危機を背景に得られた過去の研究開発や採用実績の多大な知見は、若手技術者に必ずしも十分に引き継がれているとは言えない状況にあります。そこで本研究会では、太陽熱利用技術の継承をテーマに、第一部では講演会を、第二部では中部支部内の太陽熱利用システムに関する最新事例を題材に研究会を開催します。皆様の参加と活発な討論を期待します。

   
主 催 空気調和・衛生工学会中部支部  建築設備研究会
日 時

平成23年10月21日(金) 13:30〜16:30

会 場 名城大学名駅サテライト 多目的室 (名古屋駅前桜通ビル13階)
研究会テーマ 「今こそ活用すべき太陽熱利用技術」
第一部 講演会

(13:35-15:30)
「わが国の太陽熱利用の本格普及への道」 〜国家プロジェクト「サンシャイン計画」
結果が教える普及阻害の壁〜

  講師:中島康孝(工学院大学名誉教授)
第二部 研究会 (15:40-16:30)
・「非住宅建物における太陽熱利用 〜事務所ビルにおけるソーラークーリング〜」
   話題提供:清水敏春(東邦ガス技術研究所)
  ・「エネルギー循環型自然エネルギー住宅(玉野台の家)」
   話題提供:田中英紀(中部大学)
参 加 費 学会員1,000円、非会員2,000円、学生500円(当日、会場にて徴収致します)
申込方法 “第1回建築設備研究会 参加希望”と標記し、氏名,連絡先(電話・FAX番号またはメールアドレス)、会員・非会員の別を明記の上、 電子メールまたはFAXにて中部支部あてにお申し込み下さい。
 
申し込み>>