◆空気調和衛生工学会中部支部 建築設備研究会主催
 学生向けオンライン連続企画
『第3回 中部圏の研究室紹介(2)』
 
日  時: 令和4年11月1日(火) 16時30分〜18時00分
参 加 者 : 57名
参加方法: Zoom Meetingsによるオンライン開催
 
ショートレクチャー1
「生活の中の暑さ寒さを探る」
 大同大学 渡邊慎一研究室紹介
ショートレクチャー2
「ビルオートメーションや設備機器性能評価を目的としたセンシングの試み」
 静岡理工科大学 鍋島佑基研究室紹介
(司会:大同大学 棚村壽三)
 

 昨年よりスタートZoom Meetingsによる学生向けオンライン連続企画の第三弾で、二回目の研究室紹介を行いました。まず大同大学の渡邊慎一教授に「生活の中の暑さ寒さを探る」と題し、こたつ、緑陰から日傘に至るまで、日常感じている温冷感に着目した様々な研究を紹介いただきました。学生時代に、研究室で頭部対流熱伝達率を測定するためにスキンヘッドになった経験など、くすっとできるエピソードも盛りだくさんでした。続いて静岡理工科大学の鍋島佑基准教授に「ビルオートメーションや設備機器性能評価を目的としたセンシングの試み」と題し、研究室で自作した計測・制御機器を用いた室内の温熱環境の測定や空調設備の自動制御などの検討成果を紹介いただきました。マイコンボードと電子パーツで実験に必要な機材を何でも作ってしまうというお話に、多くの聴講者が衝撃を受けました。
 15分間のフリートークでは、学生たちから渡邊先生へ「なぜ企業での仕事をやめて大学に戻ったのか」、鍋島先生へ「ものづくりが好きになったきっかけは」など多くの質問が投げかけられました。
 事後アンケートを実施したところ,レクチャー時間や難易度について高い満足度の評価を得ました。また次回を期待する声も多くいただきました。

 
文責:吉永