◆中部地区講演会(名古屋)
 
気候と暮らし 〜異常気象について考える〜
日   時: 平成22年2月23日(火)
13時30分〜17時00分
場   所: 栄ガスビル 5階ガスホール
参加人数: 101名

今回の地区講演会は、首都大学東京大学院教授 高橋日出男氏による「都市型強雨とヒートアイランド現象」、信州大学教授 中村浩志氏による「ライチョウの分布と温暖化影響予測」および、タレント・気象予報士・野菜ソムリエ 早川敦子氏による「地球温暖化と私たちの暮らし」についてのお話をいただきました。
   

【高橋日出男氏の講演概要】

近年増加している局所的な短時間の強雨について、ヒートアイランド現象の関与と高層建築物群の地表面粗度の側面などから解説いただきました。また東京都周辺の事例をもとに統計的な観点から都市型強雨については、高層建築物群の風下側は強雨頻度が高い傾向にあることをご講演いただきました。

   

【中村浩志氏の講演概要】

近年増加している局所的な短時間の強雨について、ヒートアイランド現象の関与と高層建築物群の地表面粗度の側面などから解説いただきました。また東京都周辺の事例をもとに統計的な観点から都市型強雨については、高層建築物群の風下側は強雨頻度が高い傾向にあることをご講演いただきました。


   

【早川敦子氏の講演概要】

地球温暖化と私たちの暮らしについて、集中豪雨や熱中症など実際に起きている事象について解説いただきました。また、生産地から食卓までの距離が短い食料を食べた方が、環境への負荷が少ないであろうという仮説に基づいたフードマイレージの観点から、地産地消や旬産旬消の推奨についてご講演いただきました。


文責:淺野 渉