名古屋市科学館 新館 見学会

日   時: 平成22年12月22日(水)
14時00分〜16時30分
参加人員: 43名

名古屋市科学館の理工館・天文館は、建築後50年近くが経過し建物の老朽化、バリアフリーの不備、耐震性の不足などへの対応のため、平成23年3月の開館を目指して建替えが進められているもので、当日は建築工事がほぼ終わり展示物設置や仕上げ・調整の真っただ中、関係者のご協力をいただき実施されました。  まず地下2階の企画展示室にて開会挨拶や建物概要説明が行われた後、6階にあるドームの広さでは世界一(直径35m)となるプラネタリウムに入り、本物に限りなく近い星空を再現できる装置の試験中の状況を見学、その後5階〜1階の順で展示施設における最新の設備とその納まりなどを見て回り、地下2階の機械室では、整然と設置されたターボ冷凍機、吸収式冷温水機、受変電設備などのインフラ設備を見学しました。
   
外部の太陽光発電や壁面緑化をはじめ、建物構造や設備の見える化を図るなど建物自身が展示装置になっており、宙に浮いているように見えるプラネタリウムが印象的で、既に街のランドマーク的な存在となっている。オープンが待ち遠しい施設の見学会でした。
  文責:村西良司
 

地下2階の企画展示室内における概要説明風景