◆学術研究発表(名古屋)
 
『中部支部 第20回学術研究発表会』
 
日 時: 平成31年3月13日(水) 10時30分〜17時00分
場 所: 東桜会館
(名古屋市東区東桜2-6-30)
参加費: 無料
講演論文集: 冊子:1,000円、CD:1,000円
交流会: 発表会終了後、東桜クラブにて優秀ポスター賞の表彰と共に行われた。
一般 3,000円、学生 500円
発表論文数: 口頭発表:12題 + ポスター発表:10題
+ 技術報告:3題 + 技術振興賞受賞講演:1題
(計 26題)
(企業発表:3題、大学・高専発表:23題)
参加者: 学術研究発表会:75名、交流会:53名
論文集販売数: 冊子:26冊 CD:14枚
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優秀ポスター賞 受賞者とタイトル (敬称略 順不同)
  • 國枝佳祐(岐阜工業高等専門学校),青木哲
    レンチキュラー原理を用いた日射遮蔽手法に関する研究
    −太陽方位角と太陽高度に基づく手法の検討−
  • 山路智也(中部大学),山羽基,横江彩,鶴岡実,那須大輝,前川喬兵
    アルゴリズミックデザインによる太陽・外気を考慮した建物形状の生成
※優秀ポスター賞は、当日選考・表彰されたものを、その後の支部運営委員会で報告しました。
 
 平成30年度(第20回)の学術研究発表会が開催されました。今年度は、20回の節目の発表会ではありましたが、論文の投稿締め切りが若干早まった影響などもあり、論文投稿数が26題と昨年度と比べ減少しました。しかしながら、当日の参加者は、交流会も含め、昨年度から大幅な減少もなく、活発な質疑応答が行われました。

 今年度も、省エネルギーを実現するための各種実測・シミュレーション、作業時や睡眠・起床時の快適性に関する研究、衛生設備に関する実態調査やシミュレーション、BIMの活用法に関する研究など多様な研究発表が行われました。また、技術報告セッションも、昨年度の7題から3題と減少してしまいましたが、マイクログリッドの実績、水蓄熱槽最適設計プログラムの改良、学校施設におけるゼロエネルギー化の取り組みについて技術報告をいただき、参加者にとっても非常に興味深い内容でありました。

 ポスターセッションでは10題の発表が行われ、10人が3分間のショートプレゼンテーションを行った後、約30分間のフリーディスカッションを行いました。ポスター賞の審査は、当日参加した学術事業企画委員8名がショートプレゼンテーションに加え、研究内容、ポスターの出来栄え、質疑応答の態度などを総合的に評価した結果、支持の多かった2題を優秀ポスター賞と決定し、当日の交流会で表彰しました。

 交流会では、学術研究発表会が第20 回目であることから、発足時支部長の清水様、また第 10 回当時の支部長である久野先生より、当時の状況などを振り返ってのお話と、今後の継続に 向けた激励もいただきました。

 今年度の学術研究発表会も、発表者をはじめとする参加者、支部関係者・スタッフの協力で盛 会に終えることが出来ました。皆様ありがとうございました。

文責:河路友也

 

会場風景

技術振興賞受賞講演

ポスターセッション風景

優秀ポスター賞表彰

交流会記念撮影