◆最適化研究会シンポジウム(名古屋) |
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『再生可能エネルギーの最適化』 |
日 時: |
平成24年3月22日(木) |
場 所: |
今池ガスビル 7階A会議室 |
参加人数: |
28名(講師3名含) |
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平成23年度のシンポジウムでは、今、注目を集めている再生可能エネルギーの利用をテーマに取り上げました。太陽熱・バイオマスエネルギーの利用、緑化による熱負荷低減、様々な省エネ手法を取り入れたサステナブル住宅の3件について、設備システムの概要や省エネルギー・環境性の効果等のご講演を頂き、最後に討論を行いました。
参加者の皆様には、年度末の多忙な時期にご参加いただき、ありがとうございました。
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「空調・コージェネ機器における再生可能エネルギーの活用」 清水 敏春 氏(東邦ガス) |
太陽熱エネルギーを冷暖房に利用できる吸収式冷温水器、木質ペレットを利用する吸収式冷温水器、太陽光発電と発電機能付GHPの組合せ運転、バイオマスガスの利用等、東邦ガスにおける様々な取り組みについてご発表頂きました。ガス事業者として、エネルギーの利用と供給の両面で再生可能エネルギーの研究や実証を行っているとのことでした。
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「屋上緑化の熱負荷低減効果」 北野 博亮 氏(三重大学) |
事務所ビルの屋上緑化を行った屋根とコンクリートブロックを置いた屋根について実測と分析を行い、屋上緑化の効果を熱負荷計算で評価できるよう、日射遮蔽と土壌水分を考慮したモデル検討と物性値に関するパラメータの同定結果についてご講演頂きました。熱負荷削減効果は、夏期は147〜290kJ/u日、冬期は24〜183kJ/u日とのことでした。
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「気候順応型サステナブル住宅の実性能と運用最適化への取り組み」
田中 英紀 氏(中部大学)
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採光や通風などの気候や自然エネルギーに配慮した建築計画、太陽光発電や燃料電池などの高効率設備、HEMSによる運用の最適化といった様々な手法を取り入れたサステナブル住宅について、設備概要、実測された温熱環境やエネルギー消費量をご講演頂きました。築後の実績において、既存の住宅と比較して一次エネルギー消費量で70%、CO2換算で60%の削減効果があったとのことでした。
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