今回、空気調和･衛生工学会中部支部並びに建築設備技術者協会中部支部の共催による地域特別講演会（静岡）を開催致しました。
　 より多くの会員等の皆さまに貢献することを目的に、昨年の三重（四日市）講演会に引き続き今回は静岡で開催致しました。 静岡県内から多数のご出席をいただき、総勢42名の参加者により好評のうちに終了いたしました。

宮川潤次　先生の講演
北條俊幸　氏の講演	志田安規　氏の講演
久野支部長　開会挨拶	志賀支部長　閉会挨拶

講演は、静岡文化芸術大学デザイン学部空間造形学科教授の宮川潤次先生より「スマートライフのすすめ」というテーマでご講演をしていただきました。講演は、地球温暖化の背景からCO2排出権取引・カーボンオフセット、Sustainable Designと緑の建築（米国LEED）などなど多岐にわたり具体的な実例を交えながらお話いただき、これからの環境への取り組み、しくみづくりのヒントを多数いただきました。

続いて、三菱電機株式会社静岡製作所の志田安規氏より「空調をとりまく環境と今後」というテーマでご講演をいただきました。ビルマルチエアコンにおける室内機の新しい制御技術などについてお話いただき、大変興味深いお話でした。

最後に、日立アプライアンス株式会社の北條俊幸氏より「パッケージエアコンにおける省エネルギーの技術動向」についてご講演をいただきました。室外機の高効率化への取り組み（ファン形状、圧縮機機構　他）など非常に高度な技術についてお話いただき、今後の更なる技術革新が期待されると感じました。