◆見学会(名古屋)
新日本製鐵(株) 名古屋製鐵所見学会 

日 時: 2007年11月 2日(金)
参加人数: 28 名

 自動車をはじめ電気、産業機械などの一大生産拠点である中部経済圏唯一の
銑鉄一貫製鐵所として重要な役割をはたしている新日鐵(株)名古屋製鐵所の見学会を開催しました。
  最初にゲストホールにて、名古屋製鐵所の概要をビデオで説明を受けたあと構内を製造工程にあわせてバス移動にて、順次見学させていただきました。

まず、高炉・転炉・連続鋳造工程では、溶鉄からスラブ製造までの工程で1800゜Cの溶鉄から250mm程度の厚さのスラブをつくる工程を見学。すべて自動でコントロールされており、製品の流れるスピードの速さに驚きました。
次に熱延工程の見学。要求に応じた厚さにするまでの圧延工程にて連続圧延工程をみてこちらでもスピードの速さに驚きました。 また鋳造工程・熱延工程において冷却水の使用量が膨大であり、鉄1ton作るのに水300tonが必要とのこと。こちらでは90%をリサイクルしているとのことでした。
最後に中径管製造工程を見学、日頃設備工事でよく使われているパイプの製造工程をみて、品質管理もよく行われていると感じられました。
新日本製鐵殿のご好意により、日頃なかなか見れない製鐵所を見る機会があり非常に参考になりました。(残念ながら、写真を撮ることができませんでしたので、文書のみの説明となりました。)

 
文責: 多田