［Volkmar Lottnerの講演概要］
世界のエネルギー消費量は今後も増加すると考えられており、世界的な問題となっている。環境先進国と言われるドイツではエネルギーの合理的な使い方、再生可能エネルギーの開発に力を注いでいる。2004年までに導入された風力発電の容量は17GWである。さらに、太陽光発電の容量は800MWに上る。このような再生可能エネルギーのエネルギー消費全体に占める割合の目標は、2010年に12.5%、2020年に20%としている。また、二酸化炭素の排出量については、2005年までに1990年比で25%削減を目標としている。これらを達成するための省エネルギーに関する研究内容、施策及び実績についてご講演頂いた。

今回は英語での講演となりました。堪能な通訳もあり、建築関係の方を中心に多数の学生の参加者も交え活発な質問が飛び交い、大変盛況のうちに無事閉会致しました。