見学会
セントレア旅客ターミナルビル見学会

実施日時: 平成16年5月19日(水)・6月2日(水)
集合 13:20 〜 解散 17:00
参加人数: 合計 88名 (5月19日44名、6月2日44名)
現地説明: 日建・梓・HOK・アラップ設計監理共同企業体
大成・鹿島・大林・東急・戸田・ベクテル・佐藤・矢作共同企業体
竹中・清水・鴻池・飛島・フジタ・ロッテ・名工・徳倉共同企業体

 中部地区の大型プロジェクトでもあり多数の参加希望がありましたが、定員枠を限度いっぱいまで広げて、多くの参加者のもと見学会を開催することができました。現地説明では設計JV、建築JV(その1)、建築JV(その2)より詳しく説明及び案内をして頂き、移動においては設備JVからも協力して頂きました。お忙しい中、御協力ありがとうございました。
 旅客ターミナルビルは、本館・マルチアクセスターミナルとセンターピア・国際線ウイング・国内線ウイングで構成され、工事区分もその1、その2で分けて施工されていました。建物はユニバーサルデザインに基づいた施設であり、効率的に施工が行われていました。
 設備内容については以下の内容を見学することができました。
・空調衛生の地下メイン配管はユニット化し、1階の床打設前に先行して配管施工されていました。
・ゲートラウンジは空調吹出しを兼ねた柱状の設備ユニットを配置し、空調するシステムになっていました。
・自動制御では人員の混雑状況を判断し、外気量を制御するシステムが採用されていました。
・トイレブース内はユニバーサルデザインにより器具が配置されていました。
・太陽光発電パネルは太陽光の反射が運航に支障をきたさないよう、反射の少ないパネルを採用するなどの対策がされていました。
今回の見学会において、工事関係者の方々に御尽力頂きましたことにお礼を申し上げます。
●旅客ターミナル地区建設工事図はこちらから>>
現場仮設共用棟にて、計画概要及び工事概要を説明して頂きました。
写真奥に見えているのがセンターピア部分です。5月19日はあいにく雨模様でした。
センターピア屋上部分。
写真左手摺の外側に太陽光発電パネルが設置されていました。
国際線ゲートラウンジ部分。
柱状の設備ユニットに吹出し口が設けられています。
旅客ターミナルビル本館エスカレーター部分。
地下ピット内。
設備メイン配管が敷設されています。
旅客ターミナルビル本館2階部分。
国際線ゲートラウンジ部分。
動く歩廊。
トイレブース内。
ユニバーサルデザインによる器具配置。